女性らしいデザインを考えてみる

WEB制作にとって大切なものはたくさんありますが、その中でもユーザーの印象を左右する重要な要素の1つであるのがWEBデザイン、つまり「見た目」の部分ですよね。

デザインの良し悪し、というのは何か明確にわかるものがあるわけではないのですが、ホームページには必ず、来て欲しいユーザー層、ターゲットというのがあります。

それが男性なのか女性なのか、どんな年齢層なのか、どういった仕事をしている人なのかなど、誰に向けて作るのか、というのが重要視されていて、そのターゲット層に向けたものを作る必要があります。

例えば、女子向けのサイトを作るのに、多くの人男性らしいサイトと思ってしまうようなものを作ってしまうと、本末転倒になってしまったりしますよね。

今回はそんな中でも「女性らしいデザイン」というものを考えてみたいと思います。

 

女性らしい色

Webサイトの重要な要素を担う色ですが、その色使いによって、ホームページの印象は大きく変わりますよね。

女性らしい色で一般的なのはピンク色で、女性向けサイトの中でもピンクを使っているサイトは多いと思います。

ピンクをベースにしたWebサイト

ピンクをそれほど多く使ってなくても、女性に人気な「メリー」なんかはアクセントとしてピンクをいれていますよね。

ピンクが使われていると、すぐに女性向けのサイトだと分かるのがピンクのメリットでもありますが、女性らしい=ピンク、というわけではなく、ベージュやライトグリーン、パステルカラーなど、女性らしい印象を持つ色要素はピンク以外にもたくさんあります。

そのサイトのブランディングを考えて色を決めるケースが多いのですが、ピンクにこだわらず、実際のユーザーのことを考えて色を決めるのがやはり重要ですよね。

 

女性らしい形

デザインにおいて女性らしいものは他にもあり、それは「形」です。
デザインではないのですが、例えばゴツゴツしたものや体をイメージすると男性ぽいと思う人が多いですし、丸みを帯びた体やものをイメージすると女性らしい、と思う人が多いですよね。

この形のイメージは結構Webデザインにも取り入れられているケースが多く、女性向けのプレフェミンでは、丸の形を多く採用していて、柔らかく、女性っぽいイメージを想起させます。

また、今じゃWeb制作で有名な「Wordpress」にも女性らしいテーマが存在していて、こういったテーマは女性向けに作らててて、サムネイルを丸くしたりして柔らかい印象があります。

実際に、こんな感じで女性をターゲットにした、ハニーココやベルタプエラリアなどのバストアップサプリを紹介するサイトでも使用されていますよね。

また、丸じゃなくても「カリグラフィック」と呼ばれる細かい線のようなものも女性らしさとして使われていて、KOSEの「美人のヒミツ」なんかは良く使われています。

 

「可愛い」というものを考える

最後に女性特有の「可愛い」というものを考えてみます。

可愛いということばは女性なら一度は使ったことのある言葉だと思うのですが、この「可愛い」がWebデザインに取り込まれていると、より女性に愛されるサイトになると思っています。

ただ、大切なのは、可愛いというのは、年齢によって、女性自身の好みによっても変わる、ということです。

ピンクを1つとっても、彩度の高いピンクを「可愛い」と思うのか、薄い感じのピンクが可愛いのか、ちょっとパープルも入ったほうが可愛いのか、そこの微妙な違いによっても可愛いの印象が変わる、ということですね。

もちろん、形やフォント、ピンク以外の色などの要素などにも可愛い、という概念は変わってきて、男性向けと大きく違うのは、女性向けサイトはそういった細かいところに気を遣わないといけない、ということだと思います。

女性向けのサイトを作ることになったら、一度ターゲットに近い人を探して、実際にどういったものが可愛いかを聞くか、実際に作ったデザインを見せてみると良いのかもしれませんね。